写真データの保存先 - 後編

HDDに替わるデータのバックアップの方法とは? 前回のコラムに続き、今回もアンケートの結果を元にご紹介していきます。

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2016年12月に実施したアンケートの結果、保存容量や価格、操作性の良さなどから、写真データのバックアップをHDDに保存されている方が大勢いらっしゃる事が分かりました。同時に現在のバックアップの方法に満足しておらず、アーカイブやバックアップに適した別の媒体があれば、それを使ってみたいという方々も多数おられる事が分かりました。

前回同様、アンケート結果の一部を紹介しながらご説明します。

 

1. 長期保存用光ディスクを知っていますか?

『長期保存用光ディスクをご存知でしたか?』

この問いに対して約80%の人は「知らない」とお答えになりました。←まだまだ認知度が低く、弊社のプロモーション不足を痛感しております。

しかし、『長期保存用光ディスクを使いたいですか? メリットは○○○、デメリットは○○○ですよ。』という問いに対して、実に70%以上の方が使いたいとお答えになりました。

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長期保存用光ディスクは、1枚当りの容量は最大で100GB、価格も市販ディスクの数倍するにもかかわらず、このような結果となりました。それは何故でしょうか?

 

 

2. なぜ長期保存用光ディスクを使いたいの?

なぜ長期保存用光ディスクを使いたいとお答え頂けたのか、その理由をグラフに示します。

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理由は大きく三つに分類できますが、過半数の方がHDDに不安を感じているという結果でした。

  1. ① HDDのみにバックアップしている不安感。←回答の過半数を占めました。
  2. ② 200年の寿命や、国家機関で使われているという安心感など、長期保存用光ディスクの特徴に惹かれた方のご意見です。

③ 大切な写真データなので、情報漏えいの恐れや手元に無い不安感からクラウドには預けたくない。

 

 

3. 最適なバックアップの手法は?

つまり、データの保存先やバックアップ先にHDDを使っているが、HDDだけでは不安を感じており、そこへ新たな媒体として長期保存用光ディスクを紹介したところ、長寿命で信頼性が高いので、ぜひ使ってみたいという回答に繋がったという事です。

長期保存用の媒体としては、LTOなどの磁気テープ、クラウド、長期保存用光ディスクをお勧めしていますが、ご家庭で使う事を考えるとLTOは厳しいと思います。クラウドはアンケート結果にあるように、預けたくないというご意見が多く寄せられています。一方、長期保存用光ディスクは1枚100GBと容量が少なく、市販ディスクと比較すると高価という弱点がありますので、例えば10TBのデータを全て長期保存用光ディスクに記録するというのは現実的ではありません。

今回のアンケートの中で、バックアップを取っておられる方々のうち、実に70%の方は多重バックアップを取られている事が分かりました(保存先の大半はHDDです)。この多重バックアップ先を長期保存用光ディスクに置き換えてみてはいかがでしょうか?

HDDの中にある写真データをイベント毎に整理してBD-Rに記録していくというやり方です。こうする事で本当に必要なデータだけをアーカイブする事が出来ますし、多重バックアップの作業からも開放されます。写真データなどを多数お持ちの方々にお勧めする方法です。