カーボンナノファイバー
補強用カーボンナノファイバー
直径=200~800nm、長さ=1~15umの繊維状のアスペクト比を持ったミルドファイバーです。
カーボンナノチューブ(CNT) の直径は0.4~50nmで、凝集が起こりやすいことが知られていますが、本カーボンナノファイバー(CNF)は高濃度の添加も容易で分散もしやすいことが特徴です。CNFを高濃度で樹脂に添加することにより、電気伝導度、熱伝導度、剛性、摺動性、遮へい性アップが可能となり、金属の代替検討が可能となります。
また、熱可塑性樹脂を利用することで、高速成型可能、かつ、サステナブルな複合材にもなります。粉末フィラーとしては100W/mK以上の熱伝導率、10-5Ωm以下の体積抵抗率をもっております。
導電用カーボンナノファイバー
直径=200~800nm、長さ=1~20umの繊維状のアスペクト比を持ったミルドファイバーです。
補強用のカーボンナノファイバーよりも、高い黒鉛化度を持ち、より高い熱伝導率や電気伝導率を狙うことができる材料です。
粉末フィラーとしては500W/mK以上の熱伝導率、10-5Ωm以下の体積抵抗率をもっております。
導電用カーボンナノファイバー(高分散)
直径=200~800nm、長さ=1~15umの繊維状のアスペクト比を持ったミルドファイバーです。
導電用のカーボンナノファイバーよりも、高い分散性を持ち、より高い熱伝導率や電気伝導率を狙うことができる材料です。
粉末フィラーとしては550W/mK以上の熱伝導率、10-5Ωm以下の体積抵抗率をもっております。
高導電用カーボンナノファイバー
直径=200~800nm、長さ=1~20umの繊維状のアスペクト比を持ったミルドファイバーです。
導電用のカーボンナノファイバーよりも、より高い熱伝導率や電気伝導率を狙うことができる材料です。
粉末フィラーとしては900W/mK以上の熱伝導率、10-6Ωm以下の体積抵抗率をもっております。